冗談じゃない！ あらすじ ネタバレ 第六話

第六話の｢冗談じゃない！｣では心温まりました。

圭太(織田裕二)が運んだ料理に髪の毛が入っていたとクレームをつけた年配女性のお客さん。
このお客さん,店員をつかまえて同じ話を延々と聞かせたりおしぼりを全部持って帰ってしまったり,店員さんにも敬遠されている様子。その髪の毛も明らかにお客さんが自分で入れたもの。圭太(織田裕二)はそれを指摘すると,｢私を悪者にするのかい！｣と帰ってしまう…。

冗談じゃない！と叫びたくなるのを,圭太(織田裕二)はグッとこらえたようです。

そこはやっぱり店長・冴子ですね。クレームをつけてきたお客さんがまた来てくれるようなお店にするのが大切だと,圭太(織田裕二)を叱ったのです。確かにその通りですね。でも店員といえども人間。腹を立てることもあるでしょう。そこをグッと抑えることのできる冴子は接客のプロのように思います。

スポーツバーで再会し,意気投合した理衣と冴子。そこで理衣は冴子が既婚者に恋をしていることを知り,アタックするべきだとけしかけてしまいます。その相手が圭太(織田裕二)だとも知らずに…。

仲良く飲む二人を見ると圭太(織田裕二)は大声で叫ぶでしょうね。
｢冗談じゃない！｣と。

ひょんなことから冴子と一緒に飲むことになった圭太(織田裕二)。圭太(織田裕二)が酔ってしまった冴子を介抱しているところを見ていたのは,絵恋(上野樹里)の友達・友田。その様子を携帯で激写し,絵恋(上野樹里)に送ってしまいまいした。その写メを見た理衣は,初めて冴子の相手が圭太(織田裕二)だということを知りました。

ここからまた冗談じゃない展開が始まるのか！？と思いきや,意外といい方に向いていきましたね。

なんと理衣は冴子を家に招待してしまいます。案の定,どういうつもりかと驚く絵恋(上野樹里)と圭太(織田裕二)。広瀬家以外には通じないだろうと,コソコソとフランス語で話す理衣と絵恋(上野樹里)。ところがびっくり！ワインの勉強をしていたという冴子もフランス語が達者だったのです。

圭太(織田裕二)にはわからないフランス語で圭太(織田裕二)は魅力的だけど,奥さんに夢中で私には見向きもしてくれない。私が好きなのは奥さん一筋な人だと,冴子は絵恋(上野樹里)に言いました。

冴子,素敵な女性ですね。

オンとオフをしっかり切り替える冴子は仕事場では厳しい店長に変わりありません。プライベートとは比べ物にならないほどの変わりよう。ここまでしっかり切り替えられる冴子はやはりプロなのでしょう。

再びレストランを訪れた圭太(織田裕二)にクレームをつけたお客さん。冴子が菓子折りを持って,わざわざ家まで出向き謝罪していたようです。そんな冴子の気持ちが通じたのか,｢あれ(髪の毛)は私のイタズラだった｣のと謝ってくれました。聞くと,そのお客さんは一人暮らしをしていて淋しいようです。そんなお客さんにとって店員がみんな優しく接してくれるここは家のように安らげるのだということ。だから甘えちゃったのと素直に言う姿には,かわいらしささえ覚えました。

お客さんが家族のようなレストランにしたいという冴子には,この言葉は何よりも嬉しいものでしょうね。

次回の冗談じゃない！は5月27日の放送です。